カエルの子
ご覧いただきありがとうございます。
わたくしカエルの子の小さい頃は、目がどんぐりの様に大きくて(笑)
近所の大人たちに
『可愛いね。とっても美人ね』
と、言われていました。
幼稚園の入学頃は、小柄で髪の毛が長くとても大人しい女の子でした。
父と母はそう褒められると、いつも嬉しそうでした。
しかし、幼稚園に入ってから…
カエルの子はとてもヤンチャに仕上がりました。
男の子と混ざっていつも遊んで怪我ばかりしていたのでした。
時には、ガキ大将も追い払ってしまうほどの気の強い女の子になりました。
両親は、
『男の子みたいな事ばかりして』
『男みたいになる』
と、呆れたように言ってました。
特に父親はそんな私がとても嫌みたいでした。
わたしは小学生になり、
外で遊んでばかりで、真っ黒な肌に髪の毛はショートカット。
走り回ったり、
木登りなどするのでスカートなど履かせてもらえず、
見た目は女の子とはお世辞にも言えない…って感じでした。
カエルの子
当時は、女子力ゼロのボーイッシュな感じでした…笑
父はある日、そんな私を見て
『うちは兄弟ではない』
『お前は女の子だろ?』
と、言って私の胸に父は手を当て
『膨らんでるだろ』
と、触ったのです。
私はたまらなく腹が立ち言い返した。
『酒臭い、触るな』
と、言うと父親は私の首に手を当て、締めてきたのです。
私は少し気が遠くなり
少し目を開くと父親は笑っていました。。。
その時、(私は本当に死んでしまう。)と思ったほどでした。
手の力は強く
手を離した時
とても苦しかった。
咳き込んでいると…
父は、
『そんなに簡単に死なない』
と、笑ってきたのであった。
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