![カエルの子](https://kaerunokohakaeru-ac.com/wp-content/uploads/2020/06/S__6324230-e1591949601247-100x100.jpg)
カエルの子
ご覧いただきありがとうございます。
カエルの子の実家は、とても古く狭い。
とてもじゃいが、ファミリーで住むような広さではない。
何故ここに住んでいるかというと…
実は母が一人暮らしで、昔から住んでる家なのです。
そこへ父が住み始めた…というわけで。
それから、私たちが生まれた。ということです。
家賃も安いし、住みやすい場所にあったので
母は気に入っていたのか、住み続けていたのです。
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カエルの子
家族が増えたから広い家に引っ越そうとかはならなかったのでしょうか…
ところがある日、知らない男性が母を訪ねて来たのです。
母は何やら慌てていた。
父親は相変わらず寝ていて、
玄関のチャイムの音で起きて、しばらくしてまた寝てしまいました。
母は玄関でその男性と少しだけ会話を交わした。
そして、母は数分後に出かけた。
1時間ほどして母は帰宅した。
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父が、
『さっきの誰だ?』
と、尋ねた。
母は、
『元彼の〇〇』
と、言い出した。
すると、父の機嫌は一気に悪くなり、無言で家を出て行ってしまった…
どうやら、一人暮らしをしていた頃に
お付き合いをしていた男性だったのです。
『家の前を通り、懐かしく思って尋ねた。』
と、母は説明していました。
そこまでは良かったのですが、
母が、その後にその訪ねてきた元彼と近所の喫茶店で会っていた事を怒っていました。
その夜もまた激しく口論をしていました。
母は
『少しくらいなら良いでしょ。』
と、反論していました…。
父親は無神経な母親に嫌気がさしていました。
父は母のそんな性格が気に食わなかったみたいです。
父はお酒に酔うと、
『お前は本当にバカだな。』
と、言っていました。
幼かった私は、
(何故、こんなに喧嘩するのに一緒にいるのか?)
と、ずっと疑問を持っていたのです。
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