![カエルの子](https://kaerunokohakaeru-ac.com/wp-content/uploads/2020/06/S__6324230-e1591949601247-100x100.jpg)
カエルの子
ご覧いただきありがとうございます。
いつしか、兄は変わってしまった。
『優しい兄』ではなく
『恐ろしい兄』になってしまった。
きっと私が悪かったのであろう…
私は自分を責めた。
私は学校はとても好きだった
家に帰ると
嫌な事ばかり。
いつもお母さんは家に居ないのでとても寂しかった。
小学校一年生の時の担任の先生が
私は大好きだった。
おばあちゃん先生で
とても優しく
時には、ちゃんと叱ってくれる
先生でした。
いつも居残りして
先生が親身になって
教えてくれた。
先生は色んな事を教えてくれた。
『学校の給食を残してはいけない。』
と言い、残ったお米で塩おにぎりを作りクラスのみんなで食べて、
毎日残飯が出ないようにしたりしました。
『お花は話かけてあげると綺麗に育つ』と言い、
みんなで音楽を聴かせたり、音読したり…
そして、私は
先生なら
凄く甘える事が出来たのだった。
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カエルの子
先生、ありがとうございました!
学校が終わり、家に帰る道は足取りが重い。
家に帰ると…
兄が私をいじめてくるから。
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ゲームをしていてクリアが出来ないと、
『お前のせいだ』
と言い、手をあげてきたりする。
兄が母親に怒られると
『お前が居るから俺が怒られる』
と言い、突き飛ばしてくる。
私が泣くと、
『泣くな。うるさい』
と言い、更に手をあげてくる。
きっと私が悪いのであろう。
兄が変わってしまったのは、きっと私が助けなかったからなのであろう。
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