カエルの子
ご覧いただきありがとうございます。
父は相変わらず、お酒に溺れた日々を過ごしていた。
父がお酒やギャンブルに溺れるたび、家族と口論が絶えなくなる。
いつも気まずい空気が家中に流れていて、私は家に居づらかった。
だが…父と喧嘩した時の母は、何故かとても優しかった。
父は朝帰りも当たり前のようになり、休みの日の前日は昼まで家に帰ってこない。
ある日、父が帰宅してきた。
なんと、父は血だらけで帰ってきたのでした。
母は動揺していました。
『どうしたの?!』
父はとても苛立ってました。
『イライラしていた。』
顔の色は青ざめ、瞳孔が開いていた。
どうやら…若者に絡まれ殴り合いになった。とのことです。。。
私はその父の姿がとても恐ろしく見えました。
昔、父は滅多に怒ったりしなかった。
人に暴力を振ったり、怒鳴ったりするイメージが無かった。
いつから、こんな父になってしまったのでしょう。
人のせいにしたり、家族のせいにしたり、物のせいにしたり…
私は、(兄も父も同じ)と感じたのでした。
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