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カエルの子
ご覧いただきありがとうございます。
幼少期の頃、母親は私に怒ってばかりでした。
当然のことですが、悪い事をしたら叱られます。
しかし、母親は説明が下手なのか、怒られた理由などは伝えてくれません。
『ダメ』
『やめなさい』
『言う事聞きなさい』
基本的には、この言葉が並びます。
何に対して怒られているのか分からなかった私は、怒鳴られた事に対して謝り反省していました。
だから、何度も繰り返してしまう事が多かったのか…
母親は、いつも怒鳴り散らかしてました。
叱るのではなく怒るのです。
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カエルの子
私の母親は、かなり天然さんです。
母親はすぐに感情的になり、時には理不尽な事でも怒られました。
しかも、母親は父親にいつでもイライラしていて、私に八つ当たりするのでした。
母親の怒鳴り声を毎日聞いていると、何故だか面白おかしくなってきてしまい、
私は『母親の言う事』を聞かなくなりました。
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母親はいつも怒鳴るだけで、話し合いなどはした事がありません。
『なぜ、こういう事をしたのか?』
『どうしたらいいのか』
などと、話し合った記憶はありませんでした。
そんな私の幼少期は、
『やっていい事』や『ダメな事』がイマイチ分かっておらず、とても手のかかる子供だったと思います。
父親はギャンブルや酒に毎日溺れ、『家族』と向き合う事はありませんでした。
私は父親と話しをした記憶が少ししかありません。
そして、いつも両親は喧嘩ばかりしていて嫌でした。
兄も優しくないし、暴言や暴力を振るいます。
私は次第に心が病んでしまったのか、外では強くみせるように頑張ってました。
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