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小学生の高学年になると、反抗するかのように少し眉毛が細くした。
その頃になると友達とも距離を放し、1人で過ごす事が多くなっていった。
少し目立つ隣のクラスだった女子たちと同じクラスになった。
家で散々なカエルの子はこの頃、少しふて腐れていた。
内心はとても辛い思いをしていた。
だけど、それを出さないように友達の輪からもすり抜けて、1人で過ごしたかった。
その、少し目立つ女子たちは、そんな私を気に食わない様子だ。
『あいつ、眉毛剃ってるよね。』
少し目立つ女子の1人が私に聞こえるように言う。
『私、あいつ嫌い』
またもう1人が言った。
(きっと私の事だろうな…)と思い、私はその場から去りました。
どうやら、私は目立つ女子たちに目をつけられている様子でした。
だけど私はそんな事は気にしなかった。
ある日、放課の時間トイレへ行った。
トイレの個室に入ると、外からヒソヒソ話が聞こえ、クスクスと笑う声が聞こえた。
すると…、私の頭上から水が降ってきた。
『冷たっ!』
バケツのを落とす音と共に笑い声が聞こえ、走り去っていく足音だけが聞こえた。
私は一瞬、理解出来なかった。
だけど、あの笑い声…
(一緒のクラスになった、あの女子たちだ)
その瞬間に怒りが爆発し、私は廊下を走っていた。
そして、その女子1人を見つけた。
私は怒りのあまり、その女子の胸ぐらを掴み
『おい、お前何した?』
と、声を震わし尋ねた。
『私じゃないよ!』
予想的中。
『じゃあ誰だ?一緒にこい!』
引きずるように連れて行き、犯人探ししました。
同じクラスになった茶髪の女子の指令だった。
『冗談だよ。ごめん!ごめん!』
あまりに私が怒っていたので
驚いた様子。
(兄にもいじめられてきて、学校でイジメにあうなんてごめんだ!)
そんな思いでいっぱいでした。
『次やったら、絶対に許さないから』
その一言を言い、私はその場から去りました。
私はこの日、とても辛かった。
家も…学校も…
居場所なんて何処にも無い様な…そんな気がしてしまいました。
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