カエルの子
ご覧いただきありがとうございます。
カエルの子はいつしか、兄から暴力を振るわれていた。
とても悲しかった。
本当は仲良くしたかった。
しかし、兄はどんどん変化していく…。
優して面白かった兄は、怖くていつも私が気を使うように、兄は変わってしまったのでした。
兄は外でいじめられるようになってから、そのストレスを私に向けた。
母はかばいきれなくなり、見て見ぬフリをするようになった。
カエルの子
見て見ぬフリをするのもどうかと思いますが…💦
父はいつも寝てばかりだったが、兄は父が家にいる時は大人しかった。
ある日、兄が少し苛立ちながら帰宅してきた。
私は嫌な予感がした…。
私の顔を見ると、
『ムカつく事があったから、殴らせろ』
と、言いながら蹴られた。
『なんで蹴るの?痛いよ』
と、言うと
『黙れ、お前ムカつくな』
私が少し反抗した事に腹が立ったのか、いつもより強く殴ってきた。
(なんでこんな事されないといけないのか)
と、不満ばかりが積もっていた。
その時でした。
思い切り肩をいきなり殴りつけてくるのです。
いつもいつも我慢していた思いが、一気に噴火する山のように怒りが込み上げた。
そしてついに爆発したのです。
側に置いてあったパイプ椅子を、兄に投げつけた。
『痛てぇ!』
しかし、私は怒りが収まらず、そのまま兄の顔に向かって…
目潰しをしようとし…
兄は倒れ込んだ。
『わかったから、やめろ』
と私を止めた。
我に帰った私は、
(なんて事をしてしまったのだろう)
と、パニックになりそのまま外へ飛び出したのだった。
1人になると悲しさと罪悪感が込み上げ、とても複雑な気持ちになりました。
少したってから自宅へ戻ると、気まずい空気だけが流れていました。
それから、少しの間は暴力は無くなりました。
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